Agility、人と同じ倉庫で働く「Digit 5」を発表

9月15日、Agility Roboticsは人型ロボット「Digit 5」を発表した。工場や倉庫で人の接近を検知し、よけたり止まったりできる設計だと説明している。
先行提供は2027年前半、広い範囲への提供は同年末を予定する。現場で誰もが今すぐ使える段階ではなく、安全に働ける範囲も導入先ごとの確認が必要になる。
本紙の考察
ロボットが普及すると、古い倉庫の価値が上がるかもしれない
本紙が注目するのは、ロボットの速さより、建物をどれだけ変えずに使えるかだ。人が働いていた通路や作業台をそのまま使えるなら、自動化のために新しい工場を建てる負担が小さくなる。ロボットの進歩が、古い建物を使い続ける理由になるかもしれない。
そうなれば、利益を得るのは大きな物流会社だけではない。住宅地に近い小さな倉庫を、修理や再利用の拠点に変える道もある。人と安全に場所を共有できることは、仕事を大工場へ集める流れを、少し逆向きにする力にもなり得る。
今後、暮らしはどう変わる?
ここからは、ニュースをもとに考えた未来の予想です。
近所の修理店で、ロボットが部品を用意する
朝、壊れた家電を近所の店に預ける。人が故障を調べる間に、ロボットが部品の箱を運び、終わった修理品を受け取り棚へ並べる。遠くへ送る手間が減れば、買い替えるより直す方が便利な場面も増えそうだ。
これはDigit 5で実現済みのサービスではない。作業を覚えるAIや安全対策も進んだ先の想像だ。機械が人の場所へ合わせられるようになれば、街に残る小さな店にも新しい役割が生まれる。

