OpenAI、次のAI開発へ国際基準を提案 自己改善にも言及

9月21日、OpenAIは次の段階のAI開発に向けた基準づくりについて声明を出した。AI自身が研究開発に関わる場合も含め、能力の評価やリスク管理、人による監督、事故報告の共通基準を提案している。
声明は、完全に自律した再帰的自己改善は現在起きていないと説明する。安全性を確保できなければ追求しない方針も示した。提案がそのまま各国の法律として成立したわけではない。
本紙の考察
共通の物差しができると、AIを乗り換えやすくなる
本紙が考える意外な影響は、AIの比較がしやすくなることだ。会社ごとに違う試験で安全だと言われても、使う側は選びにくい。共通の物差しができれば、大手の知名度だけでなく、仕事に合った条件で判断できるようになる。
ただし、検査に大金がかかる仕組みなら、小さな開発者を閉め出すことにもなる。基準の内容だけでなく、誰が安く利用できるかが、競争と普及を左右すると考える。
今後、暮らしはどう変わる?
ここからは、ニュースをもとに考えた未来の予想です。
家庭のAIを、仕事ごとに選び直す
将来、家計整理を任せるAIと、旅行を計画するAIを、得意な仕事や必要な監督の程度で選ぶ。買い替えるたびにすべてを一から調べなくても、共通の表示で比較できるかもしれない。
これは声明に書かれた完成品ではなく、基準が利用者向けの道具へ育った先の想像だ。安心して選び直せることが、AIを試す人を増やす可能性がある。

