中国・理想汽車、経験を記憶するロボットAIを研究 経験を次の作業に生かす

9月21日、中国の理想汽車の研究チームはME-Brain-1.0の論文を公開した。
経験を外部に記憶し、次の判断や動作で参照する。実機の6課題では平均成功率66.7%と報告した。各課題10回の試験で、長期間の自律学習や家庭への販売を実証したものではない。
本紙の考察
買い替えるとき、家の記憶も引き継げるか
本紙が考えるのは、ロボットの価値が本体だけでは決まらなくなる未来だ。食器の場所、片付けの順番、家族が変えた習慣。そうした経験が増えるほど、新品でも何も知らない機体へ替えにくくなるかもしれない。
だから、記憶を持ち出す仕組みや、不要な記憶を消す方法が重要になる。機体を売る会社だけでなく、利用者が経験を管理できる設計が、長く使えるサービスを左右しそうだ。これは今回の製品機能ではなく、本紙が考える次の課題である。
今後、暮らしはどう変わる?
ここからは、ニュースをもとに考えた未来の予想です。
新しいロボットにも、いつもの片付けを頼める
将来、ロボットを買い替えるときに、家族が選んだ家事の手順だけを引き継ぐ。「この棚には子どものコップ」「夜は静かに片付ける」。最初から全部を教え直さず、新しい機体と暮らし始められるかもしれない。
これは記憶の仕組みから広げた未来予想だ。間違った経験まで引き継がないよう、人が見直せることも大切になる。

